診療内容

急性・亜急性の損傷

単純にケガや痛みが発生直後であると考えます。
あくまでも目安的な数字ですが、以下のように分けられます。

  • 急性:受傷日より2~3日(数日)程度
  • 亜急性:受傷日より14~20日(2~3週間)程度
  • 慢性:それ以上(1ヶ月以上)の日数を過ぎたもの

※基準的な解釈をお願いいたします。

接骨院で対象となるのは、急性・亜急性の損傷に対しての治療です。

骨折・脱臼の応急処置(骨折・脱臼の整復(正常な位置へ戻す))

応急処置を行ないます。
後療(リハビリ)を継続する場合は、医師の同意が必要となります。

骨折の判断目安

※骨が折れることを意味します。身体のあらゆる骨に外力が大きく加わり耐えられなくなり、ボッキリ折れたり、欠けたりします。ひび程度だとしても骨折となります。

  • 折れている箇所を中心にボッコリ腫れてくる(腫脹)
  • 外見上、変形している(変形)
  • 皮膚の色が暗褐色や紫色に変わってくる(皮下出血)
  • 動かすことが困難で、触っても動かしても動かさなくてもとても痛い(限局性圧痛)
  • ギシギシやグギグギ、ゴリゴリなどの音を感じた(骨折特有の軋轢音)
  • 患部より離れた場所を押したり、叩いたりしても痛みが響く(軸圧痛)
  • 普段では曲がらないはずの部分が曲がった(異常可動性)
  • 冷や汗や目がうつろ、徐々に気分が悪くなる、生あくび、寒気など(ショック症状)
  • 数時間後に熱が出てきた(発熱・吸収熱)

☆注意!
はっきりと判断できない時には、折れているであろうと考え無理を避けましょう。応急処置として、タオルや三角巾、包帯などで患部を固定して下さい。
患部をできるだけ動かさないようにして、速やかに接骨院や整形外科へ向かいましょう。

脱臼の判断目安

※関節が外れてしまうことを意味します。本来左右対称であるべき関節等が、どちらかが変形して見える状態。肩・肘・指・顎などに起こりやすくなっています。

  • 関節を動かすことができない(弾発性固定(抵抗))
  • 反対側の関節と形が違う(関節の変形)
  • 関節部周辺が痛い(脱臼痛)
  • 関節周辺が腫れてくる(腫脹)
  • 骨折ほどではないが、関節周辺の皮膚の色が変わる(関節血腫・皮下出血)
  • 通常のように関節を動かせない(機能障害)

☆注意!
無理に動かそうとすると、後々関節の動きが悪くなったり、繰り返してしまう(習慣性脱臼)原因になります。靭帯損傷や軟骨損傷などを伴うことがありますので、無理に戻そうとしたり引っ張ったりせず、そのまま安静を保って接骨院や整形外科へ行きましょう。

捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)の治療

処置・治療開始・後療(回復治療)を行います。
この判断(診断)は柔道整復師がその場(当院)でできますので、保険治療対象であればそのまま開始できます。

捻挫

骨折や脱臼を伴わず、外力の作用によって関節包・靭帯・腱といった関節支持組織に損傷が起きている状態を意味し、関節面の相互関係は正常に保たれている状態です。
各関節が動くべき範囲(関節可動域)を超えた(強制された)場合に起こりやすいとされています。

症状は、痛み(自発痛・圧痛)、腫れ(腫脹)、関節が痛くて動かせない(関節の運動制限)、重度の場合には関節血腫や関節の不安定性などが出現します。

打撲・肉離れ(挫傷)

直接・間接的(直達的・介達的)に衝撃が加わり、皮膚に傷口(創)が存在することなく皮下組織・筋肉・腱に損傷が起きた状態。

交通事故・労災によるケガ

自賠責保険(自動車賠償責任保険)の適用、及び労災保険(労働災害保障保険)の指名施術所となっておりますので、それぞれの手続を行なうことで、患者様の負担金なしで治療を受けることが可能です。

自賠責保険(自動車賠償責任保険)

交通事故で負傷した場合の、むち打ち症状や打撲等に対する治療。

労災保険(労働災害保障保険)

仕事中のケガや、通勤途中に起こった事故やケガに対する治療。

スポーツ外傷

スポーツによるケガの治療や、予防を兼ねた指導なども行っております。
伸縮性のテープ(キネシオロジーテープ)によるパフォーマンス向上や、痛みの緩和、筋肉損傷の再発予防など正しいテーピングを施しております。

日常生活によって生じた痛みやケガ

皆様の普段の生活の中で起きている何気ない行動がふとした瞬間に痛みを発生させる原因となっていることが多々あります。
ほとんどの方はその痛みを無視し、そのうち治るだろうと判断しているようで、確かにそのうち時間が経てば無痛になりますが・・・損傷している部分では長期間、炎症という形で継続していることも考えられます。
だから繰り返し同じ場所がケガをしやすくなってしまうのではないでしょうか?

無痛になり、自覚症状がなくなっても、しばらくは慎重に治療をし、的確な判断を行うことが再発予防と考えられると思います。

症状の例:

  • 寝違えた
  • 重い物を持ち上げた時に腰を痛めた
  • 高い場所へ手を伸ばしたら肩を痛めた
  • 階段を駆け上がったら膝に痛みが出た
  • 子供と遊んでいて足首をひねった ・・・等々

使い過ぎや使い方の間違いによって生じた痛み

気付いているようで、本当は無理がかかっていた!? なんて結果はよくある話です。私もそのうちの一人です。
慣れた生活の中で、慣れたスポーツで…不都合がないものだと判断し繰り返してしまう単純な動作の中には、密かに筋肉への負担が大きく、連動している他の場所への負担となっていることも多いようです。
プロのスポーツ選手は特に筋肉を学び一つの動作に対して最小の負担と最高のパワーを発揮するためのテクニックを磨きあげているのです。
私はプロではない・・・確かに一般的な生活の中にプロアマは関係ありませんが、通常の生活の中で日常生活動作としては我々と密接な関係にありますので、負担のかからない知識を持って動作することも普段の生活には欠かせないものと考えられます。

症状の例:

  • 雑巾がけをしすぎて手首を痛めた
  • 不自然な体勢で物を取ろうとして肩を痛めた
  • 繰り返しの動作で腕や肘、肩などに痛みが出た
  • ランニングをしている途中にふくらはぎや太ももに痛みが走った ・・・等々

不使用後の急な負荷

日ごろ使っていない筋肉も、同じ考え方なのですが、刺激のない状況の中で筋肉が突然動きだし力が入ってしまったならば、その筋肉には普段以上の急激な力(負荷)が生じてしまいます。
その結果、柔軟性のない筋肉が予想もしない引き伸ばされ方をし、炎症や損傷となって痛みが発生します。

休んでいる状態から突然動き出す→負荷が生じて炎症や損傷となる→痛みの発生

症状の例:

  • 長時間ソファーでテレビを見ていて立ち上がった時に腰やひざを痛めた
  • 長時間パソコンをしていて急に横を向いたときに首を痛めた
  • 同じ姿勢で作業した後、次の動作で○○に痛みが発生した ・・・等々